マイクロサービスとスモールチームの話は切り離さないほうがいいと思う。

マイクロサービスとスモールチームの話は切り離さないほうがいいと思う。マーティン・ファウラーも書いてる。(きちんと読めているか自信がないので英語得意な方のご指摘をお待ちしております)

(原文) Martin Fowler のとこの Microservices
http://martinfowler.com/articles/microservices.html

How big is a microservice?

Although “microservice” has become a popular name for this architectural style, its name does lead to an unfortunate focus on the size of service, and arguments about what constitutes “micro”. In our conversations with microservice practitioners, we see a range of sizes of services. The largest sizes reported follow Amazon's notion of the Two Pizza Team (i.e. the whole team can be fed by two pizzas), meaning no more than a dozen people. On the smaller size scale we've seen setups where a team of half-a-dozen would support half-a-dozen services.

This leads to the question of whether there are sufficiently large differences within this size range that the service-per-dozen-people and service-per-person sizes shouldn't be lumped under one microservices label. At the moment we think it's better to group them together, but it's certainly possible that we'll change our mind as we explore this style further.

マイクロサービスってどれくらいの大きさなの?

マイクロサービスはアーキテクチャのスタイルとして有名になったが、この名前のせいで、サービスの規模やどうであればマイクロなのかといった、不幸な方向に焦点があたるようになった。マイクロサービスをやっている人たちと話した結果、サービスの規模がどのくらいになるのかを知ることができた。報告された中で一番大きな規模はアマゾンがいうところのTwo Pizza Team ( チーム全体がピザ二枚で間に合う人数 )で、つまり1ダース12人以内だ。一番小さいケースは5人で5つのサービスをみているという状況だ。

1サービスにつき12人と1人では大きな違いがあるので、マイクロサービスというラベルにまとめてよいのか、という疑問は浮かぶ。現時点ではまとめる方がよいと思われるが、今後さらにこのスタイルについて検討していくにつれ、考えが変わる可能性はある。

ユーザーストーリーマッピング増刷が決まったそうです

ユーザーストーリーマッピングの増刷が早くも決まったそうです。ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。

http://www.oreilly.co.jp/books/9784873117324/

ユーザーストーリーマッピング

ユーザーストーリーマッピング

旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

丸善出版の担当さんから一冊お贈りいただきました。ありがとうございます。

この本の出版にはちょっとだけ関わらせていただいていまして。以前、井庭先生から連絡があり、認知症のパターンの本を出版しようと思うんですけど、ご紹介いただけないでしょうか、と。そこで「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」や「ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方 -」でお世話になった担当さんをご紹介しました。結果的に素晴らしい本になって、よかったです。初刷りをいただいていたのですけど、レビューするのがズルズルとこんな遅くになってしまいました。すみません。


認知症にかかわる人間活動のパターン

認知症になった方、その方の周りのご家族、本人周囲含め全体にかかわるパターンを集めた本です。井庭先生のパターンの本では定番ですけど、各パターンにイラストがついていて、今回はそれが目次になっています。


パターン名とイラストは、パターンを読んだ人たちにとっては、思い出すきっかけになるキーイメージです。本全体を頭に入れて話し合うことなんてできませんので、このイメージが読むきっかけになったり、話し合いのときに思い出すきっかけになったりします。

介護や子育てにも通じる、社会生活のパターン

読んでいて思ったのは、ここに書かれたパターンのほどんどは、認知症かどうかに関わらず、深く人間の社会活動全般にかかわるパターンだなぁ、ということです。例えば、「5.旅の仲間」「6.できることリスト」「7.自分の日課」「8.自分をあらわす部屋」などは、なんといいますか、自分が自分であるために、苦しい時にも着実に前に進むための心の持ちようを育む普遍的なパターンに見えます。「28.おもしろ化」なんて、まさにチームビルディングそのもの。

この本を一冊リビングに置いて、家族みんながパラパラめくる、なんて風景を想像しました。パターンがそういう風に活かされていくのも、なかなかワクワクします。この本が十分に薄く作られているのにも、そういう意図がありそうに思いました。

私も実家に一冊、さらりと置いてみようと思います。

ユーザーストーリーマッピング発売になりました + 在庫の探し方

監訳をつとめましたジェフパットンの本「ユーザーストーリーマッピング」が発売になりました。

ユーザーストーリーマッピング

ユーザーストーリーマッピング

ありがたいことに、注文可能になった土曜日のうちにAmazon楽天ブックスいずれも在庫がなくなったようです。まだ書店さんには在庫があるところがあるようですので、手元で調べた限りで恐縮ですが、リンクをのせておきますね。

*1:前日の営業終了時の在庫表示だそうです

歩行レーンをあけない、エスカレーターの新しい乗り方

かねてからエスカレーターの片側を歩行レーンとしてあけとくのはスループット悪いしもったいないなー、と思っていたのですが、安全性にも問題があり、かつ、エレベーター装置の耐久性にもよくないということで、ついに片側空けないキャンペーンが行われる模様です。

ということで、私はどんどん右側に立っていきたいのですが、一方で知らない人と横に並ぶのはちょっと嫌だという方は、ぜひ段違いで乗ったらいいんじゃないかと思います。図のようになります。まあ、混んでるときだけでいいと思うんですけど。

モバイルバッテリーを買いました

ベトナム旅行中に永瀬さんから、昨夜の飲み会で和田さんから、それぞれバッテリーを補給していただく事件がありまして、観念してモバイルバッテリーを購入することにしました。

3月にiPhone6を購入してから、ビデオを録画したり、撮った写真を編集したりで、モバイルへの依存度と電源使用量が上がっている一方で、PCへの依存度が下がって、持ち歩かない機会が増えたのが原因かなぁ、と思っております。

XP祭り2015

今年もXP祭りを行います。
基調講演はXP普及のきっかけとなった原典第二版を再翻訳されている角征典さん。

テーマは昨年の「俺の」に引き続いて、巻き込んだり巻き込まれたり、真似したり一緒にやってみたり、という体験談を集めたいという意図を込めて「俺も!!」としました。

現在、セッション募集中です。奮ってご応募くださいませ。
http://kokucheese.com/s/event/index/284379/

◆募集期間:4/11〜7/29 (1次募集6/8〆切、2次募集7/29〆切)

◆募集内容

発表時間:15分、45分、90分のいずれか (ご相談に応じます)
発表者:個人でもグループでもOK
形 式:講演でもワークショップでもパネルディスカッションでも何でもOK
テーマ:直接的にでも間接的にでもITに関与していればOK
Agile系:XP、Scrum、リーン、ペアプロ、TDD、など
Agileに限定しない:ビジネス、マネジメント、テスト品質、UX、DevOps、など
技術系:最新技術、今さら聞けない入門系、など
その他:MindMap、ジャグリング、コミュニケーション、など
検討中の場合、スタッフが相談に応じます。
使用したい設備や備品は、事前にお申し出ください。