Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

勉強会カンファレンス2011 を開催しました。

metacon

6月25日(土)に、今年3回目となる、勉強会カンファレンス2011 を開催しました。
勉強会とかコミュニティを開催する人の実践的なアイデアや経験談を集めて、より効率的で燃え尽きない勉強会のあり方を探っていきたい、というカンファレンスです。

https://sites.google.com/site/metacon2011/

今回は定員100名で設計しました。会場キャパシティはもっとあるんですけど、人が多ければ多いほどうれしいというものでもないですので、数を追うことはしませんでした。(勉強会主催者を集めるというニッチな企画にコンスタントに100名を大きく超えて集まるとも思っていないですし。)しかし、1週間足らずでさくっと埋まってしまうところが、最近の東京での勉強会のすごいところですね。

なにより無事に開催できたこと、勉強会に関する多くの知恵を交換できたこと、大変感謝いたします。

  • よしおかさん( @hyoshiok ) はじめ、多くの楽天の方にご協力いただきました。会場もご支援いただきました。
  • papanda (@papanda) さんはじめ、DevLOVEの皆さんにも勉強会屋台 Metacon Bazaar で盛り上げていただきました。
  • qpstudyとその派生勉強会の方々には、Metacon Bazaar の一角を盛り上げていただきました。
  • ランチスポンサーとして、インフラジスティックス様、ビアバッシュ(ビール勉強会)として、サントリー様にご支援いただきました。
  • いろいろと課題があったのですが、その都度ベストの知恵を絞って対応していただいた、参加者の皆様に感謝いたします。

広い会場をいっぱいに使って、単一トラックではなく、オープンスペースを使った交流もできる、多様性の高い空間ができた感じがしています。それぞれのご参加の方が、それぞれ違った印象、違った知見、違った出会いを獲得していただけたなら、うれしく思います。

大規模カンファレンス

OSCの宮原さん、RubyKaigiの高橋さん、LLイベントの法林さん、CEDECの吉岡さんをお迎えして、1000人以上のカンファレンスを支える意思やノウハウを共有しようというセッションでした。私が進行をさせていただきました。

1000人以上ともなると、そこにかかるコストや不確実性も大きなものになります。
会場代、飲食の手配、スポンサーの獲得、チケット販売、入金までの資金繰りをどうするか(そのリスクをどう分担するか)、など、非常に多くの不安要素を抱えることになります。

年度を越えると、その年の剰余金のなかから、法人税と事業税を支払う必要があります。簡易計算ではだいたい40%くらいらしいです。各カンファレンスで利益を出して翌年に繰り越す場合には、税に関する費用と手間がかかってしまいます。

パネリストとして登壇していただいた方に、いろいろなアプローチを紹介していただきました。

  • 株式会社として法人化
  • 任意団体のままで税務署に申告
  • 法人化した業界団体を母体とする

どの団体も、コアになるスタッフの入れ替わりはあまり多くなく、徐々に年齢が上がってしまう悩みを抱えているとのこと。
学生や若い人を巻き込んで地方開催をお願いするOSCの方法、いったん区切りを付けることを明示的に宣言したRubyKaigiなど、いろいろな工夫がありました。

団体が内部から若返るもよし、別の若い団体がうまれるもよし、その点に関して、非常にオープンな雰囲気なのが、すばらしいなと思いました。

正解がどれ、というのはなく、それぞれ置かれた状況の中で、一つ一つ試しながら現在の形があるのだろうと思います。
いろいろ聞けてよかったです(私物化)。

企業と勉強会

外部の勉強会に会議室等をお貸しいただいている企業の中の人に集まっていただいたセッションでした。
日本オラクル甲木さん、IIJ 堂前さん、Nifty森藤さん、ECナビ こしばさん、楽天 よしおかさんにご登壇いただきました。
企業の中の人が勉強会に場所を貸すためには、社内の勉強会に関心のない人々に説明や説得が必要になります。

たとえその人が情熱と目的意識を持って勉強会開催を支援してくれていても、社内の他の人が同じ知識と熱意を持って協力してくれるわけではありませんので、説明や説得を行いながら、徐々に開催を実現していただいているのだな、と実感しました。

企業はものすごい額の家賃を払っているわけですから、その利用目的の正当化や、安全な運用、セキュリティの配慮等、企業として配慮が必要なことはたくさんあるんじゃないかとおもいます。

ボトムアップな現場の知恵と、もちろんトップやミドルの理解があり、勉強会を開催することができていることを十分に理解し、よい関係を作っていければな、と思いました。

ランチセッション / 勉強会屋台 Metacon Bazaar

勉強会屋台に参加していただいたコミュニティのセッションでした。

勉強会とパターン

勉強会のノウハウの形式知化のため、パターンのコミュニティ(AsianPLoP)の有志にご手配いただき、中埜博先生にご登壇いただきました。
パターンは、ボトムアップ形式知化の手法の一つで、建築家クリストファー・アレグザンダーが提唱したものですが、1980年代からソフトウェア開発の世界に積極的に適用しようという活動があります。(中埜先生はアレグザンダーの直弟子さんです。)

中埜先生は、東日本大震災での行政の対応と草の根の活動を例に挙げ、効率化したトップダウンの組織は、危機においては縦割りで柔軟な対応が難しい点を指摘し、今まさに、ボトムアップな活動を基本にした新しい仕組みを考えていく必要がある、ということを力説されていました。

勉強会屋台パネル

勉強会屋台に参加していただいたコミュニティの代表の方にパネルディスカッションしていただきました。

女子会セッション

最近増えてきた、女性による勉強会「女子会」「女子部」の代表の方に集まっていただき、その設立のきっかけや、困っていることなどを共有していただきました。

ビール勉強会 (ザ・プレミアム・モルツを楽しむ会)

ビールを飲み、つまみを食べながら、ビールの勉強と懇親会を行いました。

ライトニングトークス

酔っぱらったところで、ライトニングトークスを行いました。
くだけた感じで、非常によかったと思います。

以上、ご協力いただいた皆様に、感謝いたします!