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今年の「Rakuten Technology Conference 楽天テクノロジーカンファレンス」について その1

RakutenTechConf

Rakuten Technology Conference 楽天テクノロジーカンファレンス」 まで一ヶ月をきりました。私は今年も実行委員として皆様のご来場をお待ちしております。

個人的なモチベーション

会社としての判断はちょっとこの場で書くのはふさわしくないので書かないですが、超個人的に私のモチベーションは主に3つです。

  • 登壇者が全員英語で話すふつうの技術カンファレンスをやる。
  • 今年は、昨年あまりできなかった社内の事例のディスクローズをやる。
  • 去年はアジャイルコーチをゲットしたので、今年はRubyistをゲットしたい。
やりたいこと1 : 登壇者が全員英語で話すふつうの技術カンファレンスをやる。

ぼちぼち英語の講演に通訳つける国も少なくなってきています。最先端のギーク達はもうとっくに英語を克服しているような気がしますが、これから高めていこうという人たちにもどんどん「必要な英語」に対応していただきたいなぁ、と思っています。社内公用語を英語にして、入社条件に平均より厳しめのTOEICスコアを課していますが、たぶん技術者として、日本に閉じていないコミュニティに参加する場合には必要なことかと思います。多くの先端的な情報はコミュニティから入ってくる時代で、日本語に翻訳された情報だけを追いかけていると、だいぶ遅れちゃうので。情報を日本語に訳すことでも貢献できるかもしれません。

登壇者には、ネイティブも非ネイティブもいます。聞きやすい英語も流暢な英語もあるでしょう(日本語でもあるように)。実体験として、知ることがまず第一歩。海外カンファレンスに行けばすぐ体験できますが、入り口としてはもっと安く提供したい。東京と仙台と大阪の人は数百円の交通費だけで参加できます。

普通のカンファレンスにするために、休憩エリアもあります。ぜひとも発表者を捕まえて質問してください。Conference とは "会議" という意味です。一方向のセミナーではないのです。その場にいること、人との出会い、久しぶりにあう仲間たち、などなど、様々なコミュニケーションが織りなす場にしたいです。北米企業でアジャイルコーチをしている知り合いがわざわざ、これにあわせて来日してくれる予定です。

大阪会場と社内会議システムをつかってライブで双方向でつないで、リモートセッションもできるといいなぁ、なんて思っております。大阪の人は英語聞くだけだなー、と油断しないでください。

やりたいこと2 : 今年は、昨年あまりできなかった社内の事例のディスクローズをやる。

社内勉強会などで、社内の人たちを盛り上げようとしている方ならよくお分かりと思いますが、社内の事例や情報を外に出すには審査とか手間がかかり、そもそもやりたいっていう人たちがいて、それを乗り越えてくれないとできないので、意外とハードルが高いです。

今年は楽天グループの収益の最大の柱の一つ、楽天市場の人たちからの支援をもらうことができましたので、そういった障壁をいくつか乗り越えています。事業を支えるテクノロジーやスーパーセールの舞台裏など、現実の現場の話しが聞けると思います。もちろん発表者はビアバッシュまでうろうろしていると思いますので、捕まえて質問することもできるでしょう。

楽天ばっかし」「コミュニティのイベントじゃなくて企業イベント」というイメージをもたれる方がいらっしゃいますが、技術者向けのツールビジネスがメインじゃないので社内事例を話してもらっても売上あがらないんです。これって結構すごいことなんじゃないかなと思います。

やりたいこと3 : 去年はアジャイルコーチをゲットしたので、今年はRubyistをゲットしたい。

最後はきわめて個人的な話ですが、これをきっかけに仲間に入ってほしいです。社内の発表がたくさんあるので、ほぼすべての部門と直接コンタクトできます。実際の仕事の雰囲気や、必要としているスキルなどをぜひ聞き出してください。就職や転職は結婚のようなものです。きらびやかな外見だけでなく、本当に一緒になって、お互いに貴重な人生の一部を過ごすことができるのか、ぜひ見極めてください。幸いにしてビジネスが拡大している企業グループですので、チャンスはゴロゴロしていると思います。

今年は pragdave, Matz, 松田明さんと珠玉のRubyistスピーカーがいますので、特にRuby系の人が興味持ってくれるとうれしいです。きわめて個人的な話ですが...。Railsで開発する社内アプリなんぞをやっていたり、海外展開中の某部門でもRailsを使っているので。

といってもカンファレンスでいきなり入社というのもあれなので、継続的にご検討いただくきっかけになればと思います。英語がハードルになっている方は特に、どうせそのうち必要になる英語ですから、この際に勉強を再会していただいて、近い将来にご検討いただければと思います。

趣旨説明

トップページに実行委員長の森正弥さんの趣旨説明があるんですが、英語なのでちょっと日本語で補足します。

That exciting time of the year is coming again. It’s Technology Conference. This year marks the seventh anniversary of Rakuten Technology Conference which we have been hosting with your continuing support since 2007.

今年もやってきました楽天テクノロジーカンファレンス。皆様の暖かいご支援をいただきつつ、2007年からやってます。

You are still in the age of the internet revolution continuing to grow. You can see many exciting things. More and more services are emerging which start-up ventures and young engineers generate all over the world. The upheaval of BigData with many actual and useful cases have been reported (that was one of our themes two years ago). The popularization of smart devices, superior exceedingly to feature phones,and, the progress of ubiquitous computing (which might bring us back). You are living in the exciting and shining time of technology change.

みんなまだまだインターネット革命の渦中にいます。スタートアップや若いエンジニアからもどんどんサービスが出てきています。ビッグデータの隆盛で、有用な現実の事例が報告されてます(BigDataには2年前から取り組んできました)。スマートデバイスも一般化しました。エキサイティングな技術の変化の時代にいますね。

The year before last year, the theme of the conference was "Embrace Big Change!" Mr. Kent Beck, a great master of agile development, set up the concept: “Embrace Change” in eXtreme Programming. We combined that concept and our resolution to face the big change now and in the future, and expressed it as a theme. Last year, we set up a slogan named “It’s a small world.”, to share how we feel in the present age where we are globalized and connected. The world is vast, though, it’s not too big to challenge it. Even though the project is small at the beginning with some kindred friends, you can be connected to people all over the world via the internet and have a ground swell changing the world itself. Globalization is pushing you. It’s becoming natural to unite with people globally and achieve great things together. You can say, it’s a small world. That is how engineers and we feel in the present age.

一昨年のテーマは「大きな変化を受け入れよう」でした。アジャイル開発の指導者の一人ケント・ベックエクストリームプログラミング(XP)で提唱したのが「変化を受け入れる」です。しかし現在はもっと大きな変化の時代です。昨年は「小さな世界 イッツ・ア・スモール・ワールド」でした。グローバル化と、つながりを深める世界。世界は広いけど、挑戦できないほど大きくはない。助けてくれる友人達がいればとても小さい。インターネットを通じて世界中の人たちとつながることができる時代です。グローバリゼーションはあなたを後押しします。小さな世界。これこそエンジニアや私たちが現在感じていることです。

And then, it’s the year 2013. We will have the seventh Technology Conference. We challenged the “big” change and saw how “small” the world is, when we discovered the universal value and the timeless significance again. We think, therefore, we have to plan it from the starting viewpoint. That’s why we set up the theme “We are Engineers!” for this year. Looking back, the first technology conference we held in 2007 was an event to show our various technologies and development styles which we had cultivated since establishing Rakuten. We wanted to convey our feelings that engineering was one of the significant engines for our growth. So, we made many sessions from scratch by ourselves. That was where we shared the strong passion as an engineer. Now, we have expanded globally and developed services in collaboration with many locations in the world. We would like to make sure to re-focus on the core that we are engineers, and to show you the process our technology and engineering grew up, at the seventh Technology Conference. It is an engineer that creates a product not existing before. It is also an engineer that challenges the technology world. We would like to admit that it is an engineer with pride that have created products and developed services until now, and this will be the same for the future, anytime and anywhere. We will go with the theme of this year implicating those feelings and offer a conference for sharing widely our challenge over the world and experience collaborating with members in a global way for the past few years.
We are Engineers!

そして、今年は2013年。「大きな」変化に挑戦し、「小さな」世界を認識した結果、時を超える価値を再認識しました。そこで、原点に立ち返ることにしました。「私たちはエンジニアだ!」2007年のはじめてのカンファレンスをふりかえれば、楽天で培われてきた技術や開発スタイルを公開することを主眼にしていました。技術は成長に欠かせないエンジンであるという私たちの思いを伝えたかった。だからすべてのセッションを一から社内で作りました。エンジニアとしての情熱を共有する場。現在では世界中に開発拠点を持ちコラボレーションするグローバルカンパニーになりました。エンジニアは、それまで存在しなかったサービスを作り出します。プロダクトやサービスを生み出してきたエンジニアとしてのプライドは、未来においても、世界のどこにいても重要です。ここ数年のグローバルなコラボレーションの経験を共有する。私たちはエンジニアです。

Under this theme, we will be picking up various technologies and hosting many topics on actual cases of engineers challenging the world. For example, the activity of Smart Device Department with engineers from a variety of countries, the agile development way by product management collaborating all over the world, the inside of Rakuten Private IaaS and PaaS supporting the development, the building and operation of infrastructure handling with the massive transactions for Rakuten SuperSale, the thorough effectiveness measurement by web metrics, SuperDB, our huge datawarehouse, and realtime analytics platform and online machine learning of BigData Department, the achievements by data scientists with the background not only of computer science, but also of physics, economics, etc, etc, the up-to-date research report by RIT, R&D institute, and so on. We would like to talk about how and what we do thoroughly. Furthermore, we’re planning to have an experience-based workshop which is significant to engineers. Of course we will also be hosting the ever popular lightning talks, so if you have a topic you want to share please contact us on the email below.
Please come and share this energetic atmosphere of “We are engineers!“ with us and hopefully you will get new insight, feel the excitement and gain the engineering power of creating something new that had never existed before.
We are looking forward to seeing you.

このテーマのもとに、様々な技術やトピックを、現実のエンジニアが世界に挑戦した事例を集めました。スマートデバイスクラウド、スーパーセールの大規模トランザクション、データウェアハウスであるスーパーDB、様々な先端技術を研究する楽天技術研究所などなど。体を動かすワークショップも予定しています。

現地でお会いしましょう!