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今年の「Rakuten Technology Conference 楽天テクノロジーカンファレンス」について その3

Rakuten Technology Conference 楽天テクノロジーカンファレンス」 まであと約3週間となりました。私は今年も実行委員として皆様のご来場をお待ちしております。なお、講演は原則すべて英語で行われ、日本語への通訳はありませんのであらかじめご容赦ください。

招待講演 : Yukihiro Matsumoto : プログラミング言語Ruby の生みの親

まつもとゆきひろさんはプログラミング言語Rubyを作った人であり、また、オープンソースプログラムを書くことで職業的に雇用されたり、いろんな企業を手伝ったりして食べていく、エンジニアのロールモデルにもなっている方です。楽天技術研究所のフェローです。最近は、PaaSで有名な新興企業Heroku (SalesForceに買収) のフェローとしてもご活躍されています。

今回のお話は、アジャイル開発の文化とオープンソース開発に関してのようです。「moving target (動く的を射る)」というのは、アジャイル開発でよくいわれる「半年前に立てた計画に準じるより、変化する状況に合わせ、計画を修正しながら、目的を達成しよう」という文化を示します。これがオープンソースコミュニティでのソフトウェア開発でどのように活用されてきたか、そして、企業でのソフトウェア開発に適用するにはどうしたらいいか、が講演のテーマです。

招待講演: Akira Matsuda : Asakusa.rb 創立者。日本人初の RailsRuby 両方のコミッタ

松田明さんは、Rubyを作っている人も参加しており非常に技術レベルの高い日本の下町のコミュニティ Asakusa.rb をはじめた人で、WebアプリケーションフレームワークRuby on Rails」のコミッタ(開発したコードを取り込む権限を任されている人たち)の一人であり、同時に、Ruby のコミッタでもある、唯一の日本人です。Rubyist Magazine でのインタビューがこちらにあります。

今回のお話の内容はまだ公開されていませんが、Asakusa.rbの時に雑談した限りでは、MS-DOS時代に流行ったファイラーというソフトウェアをRubyで書き直しているお話をご検討いただいているそうです。

優れた木工職人がノミやカンナに手を入れるように、優れたソフトウェアエンジニアは自分の道具を自分で作ることができます。そうする事で作り手としてもユーザーとしても学ぶ事があったり、時間効率が改善できることもあります。.... とまあ、この辺は私が勝手に書いており、実際そんなお話になるかどうかはわかりませんが、非常に期待しております。