Global Scrum Gathering Day 2 の基調講演 : 音楽業界BMI社でのアジャイル適用

引き続き Global Scrum Gathering に参加している。

Day2基調講演 : BMI社でのアジャイル適用

Day 2 朝の基調講演は音楽業界の老舗 BMI 社の組織全体でのアジャイル導入事例の話。

音楽業界は大きな変化がきており、アーティストや作曲家はクラウドソースになったり、ストリーミングや権利、イベント運営などいろいろな分野で変化が起きているそうだ。

まず開発でパイロットプロジェクトでのスクラムをやってみたところ、よい結果が出た。そのあと、コードベースを統一したり、スマホ向けのレスポンシブデザイン対応のサイトを作った。

当初DAD(ディシプリンアジャイルデリバリー)を利用して、そのあと自分たち流にアレンジしてプロセスを定義した。

で、そこから Jeff Sutherland の奥さんである Arline さんが Agile 2009で発表していた Scrum in Church (教会の慈善活動へのスクラム適用) にヒントを得て、技術系でない人たちにもスクラムを適用することにしたそうだ。先進的な副社長が「Why not?」と後押ししたらしい。やりながら、財務系のチームの完了の定義(DoD)は予算を予定通り決められたかどうか、なんてふうに変換したらしい。


非エンジニアのスクラムというのは多くの人にとって共通のトピックなのか、質問の列が休憩中の30分間途切れなかった。

昨夜はパーティだった

昨日のエントリの後にパーティに参加したので少し写真を貼っておきたい。

ホテルから道半分を占有して警官付きでパレードしながらバーへ。バーは予想以上に人が多かったのか、飲み物も食事も長い列ができていた(ディナーの設計は超難しいと思う)。


スクラムマスターズナイトをやられている知花さんたちとカフェでワニのフライをつまみ、タバスコ社のスパイシー醤油というお土産に心引かれつつ(買わなかった)。一日目終了。