書評: ピープルウエア 第2版

Amazon.co.jp: 本: ピープルウエア 第2版 † ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

ピープルウエア 第2版 † ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

ちょっとオフィスレイアウト関連で参照したくて、

久しぶりに、さらっと読み返しました。

いい本ですよね。

指針がたくさん書かれています。

-生産性を高める目標設定

-仕事環境改善

-チームワークのとりかた

-「組織の学習」と退職

-効率的な会議

-プロジェクトの時期と必要な人員

今回、特に気に入ったのは以下のくだり(P.234-235)。

活動中の硬く結束したチームを観察すると、仲間同士のコーチングという、ごく当たり前の健康的な行為が常に行われているのを目にするだろう。チームメンバーは、ペアで机に座って知識を伝えている。これが起こるときは、常に一人が学ぶ側でもう一人は教える側だ。この役割は、おそらくAさんがBさんにTCP/IPについてコーチし、そのあとでBさんがAさんに待ち行列のインプリメンテーションについてコーチする、といったように、時折、役割が切り替わる。それがうまくいっていると、やっている人はほとんど意識さえしない。彼らは、それをコーチングだとも思っていない。彼らにとって、それは単に仕事のうちだ。

相互のコーチングは、チームの力を高める重要な要素。

うまくいっていないと・・・ツライ。