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AirBus A380(エアバス版ジャンボ) がロールアウトした話

ボーイング(Boeing)のことを書いたので、今日は欧州の航空機メーカー、エアバス(AirBus)についての記事のメモです。。

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エアバス版ジャンボA380がロールアウトした話です。

この飛行機は総2階建てで555席まで収容可能。これはボーイングのジャンボB747-400よりも大きく、世界最大の旅客機。

ジャンボの世界でのB747の独占を切りくずすべく、まさにキラーとして送り込まれました。

FT.com / Home UK - The big gamble: Airbus rolls out its new weapon in its battle with Boeing

エアバスは1974年発足以来、ようやくA380でフルラインを備えてボーイングに挑戦できるようになった。

売り上げについても、ここ6年のうちで5年は、台数の上でボーイングに勝っている。

利益の面でも、ボーイングの旅客機部門より倍ちかい(率?額?)。

Noel Forgeard, Airbus chief executive, says the company has made a "successful metamorphosis to a world leader". He claims the group is almost twice as profitable as Boeing's commercial airplanes division, helped by a "huge, relentless effort to reduce unit cost and grow our productivity: it is the reason why we can gain market share and grow profitably".

対するボーイングはちょっと旗色悪く、717,757,767のラインを終了する(という話は前回書きました)。

747を拡張した"747 Advanced"も顧客をつかめてずほとんど失敗の様相。

ボーイングは株主利益を優先しすぎて、新しい航空機ライン開発への勇気を欠いている」という厳しい意見も。

ボーイングのビジョンは、fragmentation(断片化)。飛行機利用者は、中継便よりノンストップ便を好むので、より多くの(足の長い)中型機が必要になる、と。この点はエアバスも同意しており、A350を開発中。

で、今回のA380についてボーイングの反応がこれ。

Boeing, however, thinks the A380 will be a white elephant, designed for a world that no longer needs aircraft of such great size. "Is there any question that the A380 is a very expensive airplane for a very small market?" asks Randy Baseler, marketing vice-president of Boeing's commercial airplanes division.

「そんな象みたいにでかい飛行機誰がいるの?」

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エアバスは、ここ数年で、ボーイングのみを採用してきたキャリアに同社機を採用させることに成功してきた。EasyJet(英),AirBerllin(独),AirAsia(マレーシア)。

しかし、日本ではボーイングが席捲。政府と航空産業界が7E7を後押ししており、全日空(50台)と日航(30台)の契約が終了している。

エアバスは中国市場に新たな機会を求め、先週、北京にエンジニアリングセンターを設立する計画を表明。その他、欧州でも、7E7との熾烈な争いが起きている。

で、いきまくエアバスの課題(Challenge)は3つ。

-増産問題。いくつかのライン(A320/A330/A340)急ピッチで増産しなければならないプレッシャー。

-弱い米ドル。

-トップの交代問題。