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江島さんのニッポンIT業界絶望論

ニッポンIT業界絶望論

この、やるべきと信じることをカチッ、カチッと片付けていく感覚、そしてその結果として他人から認定してもらえることの喜びが、幸せでないわけがない。

忙しくて忙しくて週に80時間以上働くような生活を何年もしていたけど、全然苦じゃなかったね。

それでもなお、いや、だからこそ、日本のIT業界は救いようがない。

うまいこと書くなぁ。

個人的には、そういう感性に付き合わないよう(そして、ほどほどには付き合うように)にやってきたつもりだけど、同じような焦燥感をひどく感じることはよくある。

(たとえば、石井裕さんの講演をきいたとき。)

じゃあどうするの、と考えるに、やはり江島さんが書く以下のような話にブチあたる。

私は江島さんほど顔は広くないし、たぶん技術力もないので、もっと閉塞的かもしれないけれど。

でも、日本にはそういうソフトウェア・プロダクトを製造する会社、ないんだよ、ほんとに。ちょっと前までは日本のネット業界で技術系のベンチャーなんてほとんど皆無に等しかったし、今でもそれほど状況が大きく変わったわけじゃない。

もはや借金してMITかStanfordにいくしか方法はないのではないかと、思うこともある(これは脱線だけど)。

ベンチャーであるかどうかが必要な要素かどうかはよくわからないけれど、チャレンジングな仕事も人材も少ないし、あまり求められてないのが日本の現状のように感じる。

これって、昔からそうだったわけじゃなかったと思う。

20世紀にはチャレンジなプロジェクトは、とくに研究開発分野では無数にあったように想像します(そのときにそこにはいなかったけれど)。2000年くらいまでのゲーム業界とかも勢いがあって、実験的な作品も多かった。

上のほうの世代のヒトが技術者現役だった頃は、もっと元気で、リスクテイカーだったんじゃないかと。

どこかで、日本のソフトウェア業界は守りに入ってしまったんじゃないか、と。

少子化で若いヒトの人口が減っているからかなぁ。

バブル期に少年時代を過ごし、バブル後に就職した団塊ジュニア(私たち)が弱いからかなぁ。