LAN構成を見える化

あんまし大きくない会社(部署)のLAN管理者として、自力でネットワークを敷設する場合に、私がしている(したことがある)ことをメモしておきます。

道具眼日誌:古田-私的記録: ネットワークケーブルのループ接続を防ぐには?

鯖管、ネット管経験者の方、なんか定番or独創的な防止策があったら教えてください。

まあ、諸説あると思いますが、参考になれば。

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目標は、「ハブのツリー構造を、ユーザが、目で見て識別できるようにする」です。

基本方針

一台のハブの下位(ストレート)に繋げるケーブルの色を一色にそろえ、かつ、隣のハブとは違う色にする。

ジャックのカバーを使う手もある

ケーブルを置き換えできないとか、ケーブル色数が足りない場合は、RJ45のコネクタ部分を保護するカバーが売られてまして(愛三電機 http://www.aisan.co.jp/ で購入)、これも色が複数色あるので、それで色分けしたこともあります。

タグを使ってラベル付けをするか?

かなり遠くと接続する場合を除いて、基本的には、ラベル付けはしません。ユーザの直近のハブは頻繁に構成が変わるので、ラベル再構成が追いつかず、逆に撹乱要因になることすらあるからです。

上位接続のポートを固定

上位への接続ポートは最初(1番)か最後(16番とか)。ハブの機種によって、上位(クロス)の接続ポートが1番か16番に決められているものもあります。しかし、最近のはほとんど自動的にクロスに変わると思いますが、そうであっても、端に挿すことにしています。

ケーブルは余長ができないように

ケーブルは余長ができないようにします。

必要な長さが変わったら、フィットする長さのケーブルを買いなおす(か自作する)んです。

ケーブルは余長が大きいと、それだけで探索が難しくなります。たとえば、構成変更時に意図不明なケーブルがあった場合、撤去せずにそのまま放置せざるを得ない、といったこともありえます。そうすると、またユーザからは構成が見づらくなります。

LANはライフライン

LANはソフト屋にとっては最も大事なライフラインの一つですので、それなりにきれいに安全に使いたいもの。ガス管/水道管/電線がぐちゃぐちゃな配線(管)になっていたら不安になりますよね?(まぁ、LANの場合は、それによって火災事故が発生する、なんてことはないですので、危機感は薄くなりがちですけど。)

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こんなとこですけど、参考になりますかねぇ。