初代ガンダムのリアルさを支えるバランス感覚

初代ガンダムは、当初、興行としては失敗して、

43話で打ち切られたのは有名な話。

結果的に大成功だけど、途中では予想できなかった。

一種の「破壊的イノベーション」かもしれません。

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あんまし興味ない人は引いちゃうかもしれないですけど、

初代ガンダムのリアルさを支えるバランス感覚について

思いを馳せてみたり。

・主人公がスーパーマンじゃない

 ヒットスコアがチームでリックドム16機とか。

 それはありえないほどすごいことなんだと思うけど、

 「無数の敵を一瞬で葬る」ような表現はしていない。

 SEEDのフリーダムなんてピコピコピコって照準つけて

 一回の発射で少なくとも6機くらいは沈めてる。

・背景設定がしっかりしている。

 生活臭があり、"システム運用"してそうな感じ

 すらにじませる、スペースコロニー

 運営しているの「コロニー公社」ですよ(これは

 後付けかもしれない。ところで東京都住宅供給

 公社は青山・表参道の国連大学のビルに入って

 ます。たぶん)。

 難民が出るんですよ。

 大気圏突入は大変なんですよ。

・組織の表現がしっかりしている

 決して少人数では運用してません。

 ホワイトベースも。ソロモンも。

機動戦士ガンダム - 映画3部作

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…リアル路線の続編として「0083」もいいですよ。

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富野由悠季の本があるらしい。

映像の原則—ビギナーからプロまでのコンテ主義

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出典はgoogleでみつけたブログエントリ。

「映像の原則」(富野 由悠季・著)から学ぶ人間の心理

http://www.d-fantasista.net/blog4/archives/000176.html

#あぁ、言い尽くされている感じがしてちょっとヤだけど。

思い出したので書いてみた。