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ゾーンディフェンスで引き分け狙い

考えごと

ぶち先生が久しぶりにガンダムと車以外のことを書いている気がする。

うぇるかむぶちわ?るど!! | 自己批判中

彼らを軍縮させるためには軍事力を持ち、こちらの軍事力も減らすからそっちも減らせという交渉が必要になってくる

この一文から、歴史で習ったロンドン軍縮会議を思い出したんだけど、そういう「俺も減らすからお前も減らせよ」的な軍縮交渉を、しかも中国-日本、北朝鮮-日本、というように2国間の枠組みで少しずつ相互軍縮をしていく、という外交が展開できるだろうか。そういう成功例ってあるの?

冷戦崩壊期の米ソは2国間で核軍縮を進めていた(でもSTARTとかいう条約もあんまし実効性が、あったのかどうか知らない)けれど、むしろこれは核兵器のコスト構造の変化が要因であったんじゃないかと想像する。

そもそも、軍備を減らす余力を確保するためにあらかじめ軍備を増やしておくというスキームがつらそう。これだけ情報が公開されている時代に、軍備を増やせば、それに対応して、軍備を増やさざるをえない別の国が出てくるんじゃないだろうか。「ほら、あっちの国はこれだけ軍備をもっているんだから、うちもこの辺までは増やさないと。」なんて提案を、「そんなん無駄じゃん」と蹴るわけにもいかなくなっちゃう。だから、増やすほうに関しては、「こっちが増えると、あっちも増える」という状態になりがちなんじゃないか。

だから、日本をはじめ各国がとるべき戦略は、「攻め込むとコスト高いよ」というレベルのゾーンディフェンスがどのへんなのかを見極めて、できるだけ最低限を維持する。・・・これしかないんじゃないかと。

相手が合理的経済人じゃないことを仮定に含めるにしても、なおかつそれに対応できるような合理性でもって対処すべきじゃないか。

「GNP1%枠」なんて話が子供のころにはあったような気がするけど、今思えば、割と合理的なんじゃないですかね(景気変動に左右されすぎないようGDPの10年移動平均のx%枠とかがもうちょっと適切かもしれないけれど)。財布(現物)がなければ戦争ができないわけですよ。それでいいじゃん。信用買いの応酬は避けたい。

軍事に関しては、三国志とか大戦略のゲームレベルの知識しかないけど(ミリタリーマニアじゃないですので)、攻めるために必要な費用は、守るために必要な費用の何倍にも上る、というのはきっと現実にも通用する理屈だと想像する。そうなると、多国間の軍事バランスには、割といくつもの均衡点があっても、おかしくないんじゃないか、という気もする。戦争が起こるのって、よっぽど均衡が崩れた時だよね、きっと。読みを誤れば簡単におきるのかもしれないけど、それは軍縮でも軍拡でもおなじことで、増やすにせよ減らすにせよ、適当な範囲というやつがきっとあるんだろうと。

この範囲において、9条改正が必要かというと、必要ないと思う。

紛争地域への派遣とか、広域的なお役目は、どうも避けがたいものがあるようなので、それに対応する改正は、必要?まてよ、それも必要ないんじゃないか。本当は軍を持っちゃいけないんだけど、平和維持活動部隊は持ってますし、銃も撃ちますよ。戦車だって派遣しますよ。でも軍じゃないです。っていうんじゃだめなのでしょうか。

すでに実質的に軍を持っているから違憲状態、じゃあ、軍に合うように憲法変えよう、って、方向的にはちょっと微妙な気がしてきた。

憲法変わったから今日から軍です。日本を代表する軍なんだから、恥ずかしくないようにそれなりの装備を・・・」なんていう展開が透けて見えなくもないし。

スポーツとかの日本代表と取り違えないほうがいいです。きっと。