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手直しの工程化

SIer と Rails とエンタープライズと - まちゅダイアリー (2007-11-10)

J2EERailsにスイッチするなら仕事のやり方も変えないと意味が無いというのが僕の意見。 とにかく頭数を揃えてガッチリしたものを作るやり方だと、前述の江島さんの指摘のようにいずれコスト面でパッケージに勝てなくなる。 なので、これからは、本当に必要な箇所だけを最小限の人数で作る手法が必要。 システムのコストは「開発」だけでなく「維持」でも発生するから、ちょっと拡張するのに費用がたくさん必要になるようじゃダメ。

しかも、だいたい初回の構築ではエンドユーザ(発注者ではなく、利用者)の満足のいくものは作れません。道具は、使っていかないと意見は出てこないので。その分、本来は、ある程度作り直しを前提でリリースをやらないといけないはず。昔の靴屋が足にあわせて靴を直すような感じで。ドイツのマイスターですね。

そういう手直しが工程に盛り込まれない。開発者は経験上そういうことがあるのはわかっているけど、見積りに盛り込みたくっても、根拠がないので、盛り込めない。しょうがないから、保守コストとかで見込んでいくのかもしれませんが、保守コストでは満足に開発者を維持できない。しかも設計にかかわるところは、あとから直せない。自動テストになっていないと、テスト工数も膨大。

この辺の問題をいくつかまとめてやっつける必要があり、

Railsのアプローチ(とかアジャイル)は、それをまとめてやっている感があります。

「それしか方法がない」なんていうのは証明できませんが、

日本語の障壁が破られ※つつある日本のSI業界としては、

オフショアにプログラミング職を奪われていった

米国の状況と似てきているわけで、

わりと有効なアプローチなんじゃないかと想像します。

I18nのおかげで日本語専用のコーディングが必要なくなり、日本で日本人がプログラミングする必要がなくなってきたことを指しています。