オリジナルか?という問い

「オリジナルか?」と問い続けると、よりニッチの方向にいってしまう。

奇抜さを求めすぎれば、万人からは理解されないものになってしまう。

・・・と、思ってきた。

しかし。

本当に素晴らしいアイデアは、トレードオフの上をいくものだ。

自分の中のトレードオフ、世の中の有効フロンティアのさらに上をいくものだ。

「複数の問題を同時に片付ける」アイデア(by 任天堂岩田社長)。

それは、結果的に、必然的に、世の中にまだないもの。

自分が知らなかっただけ(車輪の再発明)ってことも多かろうが、

そうでなければ、まさに、オリジナルじゃないか。

「世の中的に意味はあるが、未解決な問題」を追いかけることに集中すれば、

解決するアイデアは、必然的にオリジナルなものになる。

「そこにたどり着くには苦しいけれど、同じ苦しむなら、成果が何十倍、

 何千倍になって返ってくる方に努力した方がいい」(by MIT石井さん)

そういうことか!