ワーグナーの歌劇「タンホイザー」

前回(といっても今年の1月)、ニューヨークに遊びに行ったときに、

メトロポリタンオペラ(The Metropolitan Opera) の バックステージツアーというのに参加したんですよ。

学校の旅行で来ていた高校生グループと一緒になって(その他は私一人)、

巨大なメトロポリタンオペラハウスの上から下まで、くまなく2時間半。

楽屋、練習場(メインキャストには個室がある、その他グループ用の練習場もあり)、工房、舞台袖(左右と奥で3つ)、客席・・・。

で、困ったことに、高校生向けに説明している話が、全然聞き取れない。

特にギャグが笑えない。。。

まったく冷や汗でした。

でもすばらしい物を見せてもらったっす。

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で、今回は、なんかひとつオペラ本物を見てみようかと。

で、「タンホイザー」というのをWebから申し込みました。

(まだブッキング待ち。)

タンホイザーって、ワーグナーの代表作で、

昔、「序曲」が結構好きで、聞いてましたことですよ。

(といってもワーグナーのオペラのいいところだけを集めたCDです。

 タンホイザーとかニーベルングとか、あと思い出せないナァ。)

[追記] タンホイザーガンダムSEED-Destinyの戦艦の主砲の名前にも採用されてますね。

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で、オペラのストーリーが追えないとお金がもったいないですので、

図書館で借りてきました。

Amazon.co.jp: 本: ワーグナー・タンホイザー

ワーグナー・タンホイザー


最初に、あらすじがあります。

すごくはしょって書くと、

-歌人タンホイザーは、女神ヴェーヌスに招かれて、エッチな関係になる。

-女神ヴェーヌスのところにいるのはなんとも至福なんだけど、飽きてくる。人生は短いし。

-女神ヴェーヌスのもとを去る

-(どうもヴェーヌスのところにいたことは罪深いらしく)贖罪の旅に出ようと決意。

-が、しかし、前につるんでいた詩人ヴォルフラムに見つかり、町にもどることに。

-町で恋人エリザベートと再会するが、ヴェーヌスのところにいたことは後ろめたくて言えない。

-町の偉い人が、歌合戦を催す。なんと賞品はエリザベートとの結婚!!!(唐突やなぁ)

-歌合戦がヒートアップして、タンホイザーは思わず「ヴェーヌス賛歌」を歌ってしまう。

-(どうもこの曲はかなりヤバイらしく)周囲が大変怒る。(たぶん歌合戦も、うやむやに。)

-償いとして、ローマへの巡礼を命じられる。

-しばらくたって、ローマ巡礼団が戻ってくるが、なんとタンホイザーの姿がない。

-惑うタンホイザー、彼を愛するエリザベートエリザベートをひそかに想うヴォルフラムの運命やいかに。

・・・って感じです。

う~ん、面白いかどうかは微妙です・・・。

(話を考えたのはワーグナー本人で、脚本/作詞/作曲、すべてワーグナー。)