まつもとゆきひろ 答える

[slashdot.jp]まつもとゆきひろ 答える

http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/03/14/0258247

昨日の日記エントリで話題になったRuby作者matz氏へのインタビュー。

かっこいいなぁ。

>>先程も述べた通り、ほとんどの人にとって言語って

>>いうのは単なる道具なんで、あらゆるパラダイム

>>スタイルに対応しようという試みは単純にナンセン

>>スです。できるならやればいいけど、無理してまで

>>やることじゃない。私は新しいプログラミングパラ

>>ダイムの将来について悲観的なので、Rubyは広く使

>>われているような近い将来にそのような「Rubyで対

>>応しきれないパラダイム/スタイルが主流になる」

>>とは思っていないのですが、仮にそのような事態に

>>なったとしても、それはRubyでない別の言語がカバ

>>ーすべきではないかと考えます。そのような時代に

>>はRubyは流行遅れになるとは思いますが、たぶん

>>そうなっても私は(まだ生きているならば)Linux

>>20.4.2 あたりでRubyを使っているでしょう。

>>私は今Rubyを使ってハッピーなので、そのような

>>時代にあっても今Rubyを使っているようなタスクを

>>解決するためにはRubyでハッピーなのではないかと

>>思うのです。

すばらしい時代感です。

そうなんだよなぁ。

そろそろそういう時代なんじゃないかと思います。

私は、いまだにActivePerl5.005を使ってますけど、

それでできる世界についてはそれで十分なんだよなぁ。

一般的な商用ソフトだと「サポート有効期限」に

ひきづられたり「バージョンアップ売上」のために

強制的にバージョンアップさせられたり、まあ面倒

くさいことがあるわけですけど。

どうも気がつくと、「進化が止まると死ぬ」的な

思考停止をやっているような気もするので、

ふと立ち止まって考えることは必要かな。