属人性があって再現性がないからスケールしない話

研修とかコンサルみたいなことをやってると属人性があってスケールしないからきついねーって話になったりします。新規事業開発のミッションとしてはもう10倍くらいは最低でも稼がないとだめで、誰に言われなくてもそう思うんだけど、一方で...。

 

客商売なんてものは、目前のお客に何を気に入ってもらってお金をいただくかなので、再現性なんてそんなにないものだとも思うんですよ。再現性はない....けど、類似のお客様がいれば水平にリピートオーダーは広がる...というものなんじゃないかと。(営業経験あんましないので自信がない)

 

求められる信頼・期待に対して、提供できる便益と価値のマッチングが毎回あるわけです。

 

簡単に売れて行くキラーアプリが生み出せるといいんですけど、それには業務知識の蓄積と、技術と、ものすごいタイミングが必要で、そのどれも不足してるときに、蓄積しながらタイミングを待てる技術もまた、大事なんじゃないかと。

 

「こういうのが欲しいんです。」「そうですか。じゃあそういうの作ります。」「いいですね。使います。」なんてなったの見たことないんです。そこそこうまくてきたとしても売れたのは見たことない。要求がザルだったり、業務知識が足りなかったり、作れなかったり、そもそも時期がダメだったり ... 。

 

だから、調べながら作りながらもがく。カッコ良くもないし、理想的でもないし、いろいろ言われたりするけど、たぶん蓄積は味方だから。だんだんわかっていくのも楽しいですし...。

 

はじめからスケール前提でドーンといけるソリューション考えるのキツイと思うんです。少なくとも私にはきつい。なので、細い糸を手繰りながら、しばらく泥の中を泳がないと...。

 

未来に発展も変革も無いと信じる理由は無いのである

(ハリー・セリンジャー監督からの引用。ハイキュー21巻第187話)

 

でもまぁ、本当は、もっと楽にポーンと行きたい...です。

 

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

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ハイキュー!! 21 (ジャンプコミックス)

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