昨夜、古田@道具眼氏とメッセンジャーで会話した
時に出た話題なんですけど、早速Blogにつづって
くれています。
こういうのを、チャット終了後に
まとめて、ぱぱっとBlogに書いてしまうあたり、
知のダイナミズムですな(意味不明)。
道具眼ブログ:弟子は師匠を踏み越えて
http://www.do-gugan.com/blog/archives/000118.html
このエントリは、教育をはじめとする「世代を超えた
知識の継承プロセス」が社会的に機能しているのであれば、
「先達は必ず後進に追い抜けれなければならない」、
ということを感慨深げに綴っている。
>教育って本気で取り組んだら本質的に生徒が先生を超えて行かなきゃならないものなんじゃないでしょうか。
学校教育の現場にいる人から見たらあたりまえの
ことなのかもしれないけれど、現役バリバリの
第一線にいる人からすると、追い抜かれるという
感覚は、許容しがたい部分もあるんじゃないか
と想像する。
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なにかやり遂げたら、それをきちんとほかの人にも
継承して、同じことで同じように悩まないようにする。
このすごく基本的なロジックが、人間の集合体に
おける知の発展の基礎になっている。
これがうまくワークするならば、
社会や組織の知識は無駄なく
着実に発展していくことになる。
しかし、継承は100%うまくいくわけじゃなくて。
伝達スキルや時間、基礎知識の量なんかが
パラメータになって、いろいろ邪魔をする。
だから、自分で動かせるパラメータを、きちんと
鍛えて、効率的に着実にほかの人に伝えていく
努力をすることが、社会やら組織やらの
発展の礎なんろうなぁ、と思う。
「教えるのが下手だからさぁ」という一言で逃げて
たら、アカンですな。
伝わるまでじっくり取り組んでいくしかないんですよね。