MSXML(ActiveX)とJavaScriptとDHTMLを組み合わせるような技を、
最近はAjaxというのですね。
仕事上、ここ3年くらい、この辺の技と深い付き合いをしていたりしますので、
ちょっと嬉しい感じもします。先見の明ってやつ?うふふ。
まあ、開発環境も無料(エディタがありゃ組める)だし、基本的には
カンタンな技なので、あんまし先行者利得はない感じですけどね~~~。
Google Suggestは、まだソース読んでないですけど、Ajaxみたいですね。(まあ、そりゃ見りゃわかるけど。)
FireFoxでも動くから、そっちでも似たようなことができるというわけですな。
勉強になりますた。
しかし、よく出来てるなぁ。クライアントサイドはリモートスクリプト(っていうか、最近は Ajax とかって言うのか)を使ってだけで別に驚くようなことじゃない。けど、検索しながらこれだけのレスポンスで結果を返してくるって Google っていったどんなサーバ構成になってるんだろうと、そっちのほうが驚く。
そうそう。そうなんですよね。
驚くような新発明がなくても、驚くようなすばらしい製品は
作れるということのひとつの例でもあるのかもしれません。
まあ、背景にGoogle File Systemなる、
やはり、驚くほどの新規発明品はないかもしれないけれど、
結果としてものすごく驚くべきシステムを構成している
バックボーンがあるわけで。
そのバックボーンから超高速で応答が来ないと、
こんな快適なレスポンスは出ないわけで。
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なんか8年くらい昔、PCをクラスタ化するソフトがいくつか出てきてて、
研究している人たちがいたのは聞いたけど、その頃、すでに
Googleは走り始めていたんだよなぁ。すげぇなぁ。
古いパソコンを新しいのに入れ替えるようなときに、
「古いパソコンを集めてLinux入れてクラスタ組んだら、すげー
ファイルシステムが組めそうな気がする。」くらいは思うわけですよ。
(Googleは古いパソコンじゃないでしょうけど)
安いIAサーバにLinuxを入れて、
堅牢性は自作クラスタソフトで確保して、
安価で高スループットなサーバを組む、
なんてのはなんとなく夢だったりするわけですが、
もうやっちゃってんだもんなあ。Google。
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と、この記事で、Google Scholarという学術論文検索機能があるのを知りました。
で、石井裕さんのClearBoardを検索してみたり。
検索はヒットするけど、結果(リンク先)が取れないなあ。残念。