ソースコード管理やプロジェクト管理の仕組みからして180度違う2社を、普通に融合しようとすることは、さすがに考えないと思う。たとえば、「ソースコードはVSSで」といった時点でYahoo!の半数の社員がいなくなりそう。そんなアホなことはいわないとおもう。大人だし。
ネット事業部門をYahoo!主体でおこない、
サービス(これはオープンソースを活用するYahooモデル)にプラスして、Microsoftのプロプライエタリなソフトウェア技術を部分的に提供していくのではないか。
道具にはしない。必要なところは提供して競争力を強化する。
勝手な想像だけど、Ray Ozzie(?)がしたいのは、Yahoo!のようなネット事業であって、
Microsoftのサーバ技術を使いこなすことを優先するネット展示会じゃないんだろう。
独自技術でいくなら、Yahoo!を買う必要はないだろう。
その先にネット事業の未来もないとおもうし。
シアトルではOS開発。シリコンバレーではネット事業。
ネットにOfficeをのっけていく作業では、
ネットの遡及力を使いつつ、シアトルの技術で堅牢なウェブアプリを作る。
イノベーションのジレンマを克服するために、
まさに対極のDNAを買ったのかもしれない。
急速に取り込もうとすれば、両者で拒絶反応が強くでそうだけど、
緩やかに連合すれば、両者生き残れる可能性がある。
なーんてことは、当然みんな考えているけど、
大体うまくいかないんでしょうね・・・。
- - -
メディア・パブ: 「マイクロソフト+ヤフー」,はたして相乗効果を発揮できるのか