オシムの日本代表監督就任で一躍「考えて走る」が流行語になってきた。
サッカーの話を、日常世界の喩えに使うことが大好きな私。
「考えて走る」の示唆することはこういうことだろうか。
・型にはまった思考を避ける
・動きながら常に判断し、最適な場所にをみつけ、最適な行動をとる
・「これが終わったらこれ」という段取りは、つねに外部環境によって変化を余儀なくされる。
・だからといって、行き当たりばったりでも対応ができない。
・常に少し先を考え、仮設を検証し修正、リスクを管理しつつトライを続ける。
・状況をできる限り使う。自分の足も動かす。すべてを使いながら、つねに最適な方法を探し、選ぶ。
・急ぐ。急ぐほうが状況を打開しやすい。じっくり考える時間も迷っている時間もない。
・でも、考えが浅ければ成功しない。常に早く、深く洞察すること。
・失敗にくじけず、そこから学び、早く立ち直って次のアクションに活かす。
アジャイル開発やIDEOのイノベーション技法に、通じるところがあると思うのは、
単に私が好きなもの同士を結び付けたいだけかもしれない。