スルー力
スルー力(するー - りょく)
自分的に大事でないことは、さっさと片付けて、大事だと思うことに集中しよう、
というのがスルー力の主張かな、と思います。
ドラッカー「プロフェッショナルの条件」に採録されている文章にも同様の主張があった気がしますし、まあ、誰にとっても人生は長くないでしょうから、普遍的な話かとおもいます。Life is too short. 取るに足りないことばかりに取り組んで、大事なことをスルーしちゃってたら、勿体無いでしょ、と。
My Life Between Silicon Valley and Japan - スルー力(りょく)の重要性
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061120/p4
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20061205/1165365107
「なんでも華麗にスルーできる人は偉い」というような価値観だけが蔓延するのもどうかなあ、と思っています。
私にとっては、「大事なこと」というのは、自分が結局何をやりたいか、ということ。
「大事なこと」に取り組めないと、精神的にも追い詰められていく感じがします。
一方で、「要求に対して、当人にとって大事かどうかにかかわらず、一定の成果を返す」というのがプロだと思いますので、ささっと片付ける、ささっと片付けられるような環境を作っておく、というのも、ひとつのスルー力かと思います。
「うまく立ち回ってください。」・・・大学院進学前に、尊敬する先生にこんな言葉をいただいて、そのときはちょっとびっくりし、意味わかんなかったんですよ。今は、スルー力、に近いことをおっしゃっていたのだな、と勝手に理解してるんですが。
#スルー力 って 「するーか」って読めるよね