サブマリン研究

「恋人ロール」を調べようとして「石井裕」で検索したら、読んだことのないインタビュー記事が出てきました。

39歳でMIT教授!タンジブル・ビッツを生んだ石井裕/Tech総研

しかし、そういう研究ばかりができるわけではない。そこで私は、日々のルーティンのジョブが終わった夜8時以降にやりたい研究をしていたんです。一人でプログラムを書いたり、モノを作ったり、論文を書いたり。

 私が今も電電公社、NTTという会社に感謝しているのは、そうした未来を志向した研究もサポートしてくれるだけの懐の深さがあったことです。日常業務の終了後に行っていたサブマリン的な動きは、やがて実際のプロジェクトになり、いくつものユニークなシステムを開発しました。そのひとつが、「クリアボード」です。そしてこれが、パソコンの父、アラン・ケイの目に留まったんです。

かっこよすぎ。

3Mのポストイットとか、日産のスポーツカーとか、主業務とは別に社員が行った「サブマリン研究」の成功譚は、胸のすく思いがします。