グローバリゼーション礼賛本、というわけではないですね。
下巻は、
・個人はどうサバイブしていけるか。
・企業はどう対応しているか。すべきか。
・グローバル化の恩恵を受けている国/地域と、そうでない国/地域の間に格差が広がっている
・格差は、反米デモや、イスラム系原理主義に利用されているが、格差の解消に有効なのは、やはりグローバリズムにつながりにいく努力ではないか。貧しい農民は、その手段を知る方法もない。そこに手を伸ばしていくことが必要だ。
という感じで・・・、まだ最後まで読んでないけど、イスラム原理主義に関する考察が、なるほど、と思わせました。
フラット化する世界(下) トーマス・フリードマン 伏見 威蕃 日本経済新聞社 2006-05-25 売り上げランキング : 441 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
まあ、これは本には書いてないけど、読んでて思ったのが、こういう本も英語で書かれてるんだよな。と。
フラットで高速に情報が伝播し、国を越えたコラボレーションが起きていく中で、
通信手段として、知識の表現・蓄積手段として、英語はどうしても重要になってくるなぁ、と。
あと、この翻訳の方の日本語はすごく読みやすいです。