全体のパイが決まっていて、それを均等に上手に分ける。
日本人はとっても得意だ。
短期的にパイは止まっているから、うまく分けたような気になれる。
少したつとパイが変化する。
きっとその頃には新しい経営者になっていて、そのときのパイをうまく分けなおす。
これを続けていれば、世代をまたいで均等に成果を残せる。
変化が加速すると、すごい勢いで経営者を変えなければ適応できない、ということになる。
そんなことは無理だから、少なくとも、すごい勢いで自ら変化できる経営者は必要だろう。
しかしもっと必要なのは、まったく新しいコンセプトを生み出し、
細かい変化を無視できるほどの大きなパラダイムシフトを作り出せる経営者、
ということになるかもしれない。
この文書の「経営者」を「技術者」に書き換えても、成立すると思う。