メトロポリタンオペラ

12/4(土) のタンホイザーを観てきたわけです。

kawaguti's chronical record: ワーグナーの歌劇「タンホイザー」

観劇メモです。

夜の部は8時開演。30分前に会場入りしてショップを覗く。オペラは時間厳守なのです。私の席は$41のFamily Circle(最上階)。任意の寄付と手数料込みで、$53くらいです。

ドレスアップしている人はほとんどいなくて、襟付シャツにジャケット、綿パンで、全然普通。コートは手に持ってる人がたくさんいた。最上階の人はクロークにあんまし預けてない感じ?

遠いけど舞台は完全に見える。すごいぞ。さすがMETオペラ専用劇場。

前の席の背もたれ最上部に、英語字幕が出る(これは便利)んだけど、字幕と舞台を交互に見ていると、かなり眠く...zzz。眠気覚ましの「のど飴」。地下一階の売店で購入。大変よく効きました。

オペラグラスはあると大変便利。M君Good Job。オペラだけにオペラグラスですよ。

第一部は街道のシーンが中心。

舞台はほぼ正方形。だから奥行きがすごくあって、しかも奥に向かって傾斜してて、遠近法な感じですごく向こう(奥)まで道が続いているように見えます。蜷川幸雄が馬鹿でかい(高さ15mとかの)ロミオとジュリエットのセットを作りたくなる気分がちょっとわかったかも。

3幕構成なので1幕ごとに休憩があります。トイレにゆっくり行っても間に合う時間。会場のすぐ外はテラス。バーとトイレがあります。語らう人々の間を縫ってトイレへ。

テラスを見渡すと、年齢層は高め。オトナな空間な訳です。ひとつ下の階はDress Circle。ドレスアップ組。カジュアルな格好で階段下りると、ちょっと浮く感じ。

第2幕の歌合戦シーンでは、140人くらい舞台にいる。圧巻。それをオペラグラスで数えてる自分がちょっと寂しいっすね(^^;)。

第2幕後の休憩。やはりトイレは行っときましょ(途中でしたくなっても出られないかも?)。そのあと、長蛇の列に並んでタダ水をのんでみたり。(ペットボトルで水は持っていますが。タダってことで。)

第3幕は再び街道のシーン。

道の奥のほうから葬列が出てくる。奥行きを最大限に利用。

うーん、12時を超えてきたらさすがに眠いですわ。

帰りは、人の流れに沿って地下鉄利用。12月の週末は、どうも12時すぎても観光客がたくさんいて、なんだか安全な感じです。でも宿舎の周りは人通りがないので、ちょっと緊張しますた。

ニューヨークに遊びに行く際は、ぜひオペラも検討してみてください。

夏以外は毎日やってるみたいです。

バックステージツアーもオススメ。

毎日演目が変わるので、セットを組みかえるだけで、かなり時間がかかるらしいです。そういう裏側が見られます。24時間眠らない(誰かは働いている)オペラハウス。圧巻です。英語のシャワーです。