今夜は、アジャイルジャパンに続き、野中先生が登壇されるということで参加してきました。
アジャイルジャパンの後、スクラムについて勉強されたということで、スクラムの内容(デイリースクラム)まで言及されていました。朝会で毎日顔を合わせるのは、「場」であり、暗黙知の共有にとてもよいと考えているそうです。
メモ
精度が低くてすみませんが、メモをおいておきます。
- 暗黙知と形式知
- SECIモデル
- 言葉を形に .. 社会に多くの知を触発していく。
- このプロセスを通じて、個人の知が集団の知になり、組織の知になり、組織間の知になり、そして個人に戻っていく。
- 経験対言語、主観と客観。
- どっちがより原初的なんだ?
- 欧米では in the beginning, there was a word.
- 我々は、原初は経験ではないか、と。
- まず共同化(Socialization)から、だと考えている
- 共感のプロセスが、実はものすごく重要ではないか、ということがわかってきた。
- 「気付き」の本質は見えないから、自分でも考え抜く。
- SECIの高速回転化
- 創造性と効率性をダイナミックに両立させる
- 21世紀の最大の問題はsustainability
- 知識ベース・ビジネスモデル
- 一番重要なのは価値命題
- リーダーシップ
- マネージングフロー、知流の経営の最後の課題。
- 10年くらい研究してきた。
- 最終的にたどり着いたのは、「フロネシス」
- フロネシスとは何か
- 風呂に入って寝て死ぬのか
- prudence
- 価値・倫理の思慮分別をもって、個別のその都度の状況とコンテキスト(文脈)のただ中で、最善の(just right)判断・行為ができる実践的知恵である
- 賢慮型リーダーシップの6能力
- 1. 「善い」目的をつくる能力
- 2. 場をタイムリーに作る能力
- Ba(r)で知がわき上がる
- いまここ
の経験の共有が場の基盤 - inter subjectiviry
- ワイガヤのプロセス
- 意識の3段階
- 母と子: 「生き生きとした存在」 感性の綜合
- 自我: 相手を対象化する。「われ-それ-関係」 知性の綜合
- より高次の次元で「我-汝-関係」
- 大事なのは touching。身体の感覚は相互に浸透し合う(メルロポンティ)
- 相互主観性の根幹
- ミラーニューロン
- 顧客のニーズは形式知化できても、ウォンツは形式知化はできない
- 人間として全人的にふれあう、作り合う
- 間身体性
- 逃げ場がない。他人事ではなく自分ごとである
- 他者との関係性の中での自己認識(メタ認知)
- 境界は開閉自在で中心は動く-細胞(浸透可能性)
- スクラムアプローチ
- 新しいソフトウェア開発の主流「スクラム」、アジャイル
- スクラムのコンセプトは 1986年の
- 「ぜんぜん知らなかったですけどね」
- 限られた時間の中で全員の持っている暗黙値を全身体で語り合う。
- 同時にITを駆使する
- 3. ありのままに現実を直感する能力
- 4. 直感の本質を概念に変換する能力
- 徹底的に考え抜く、対話をする。ミクロの直感を構想力に結びつける
- その場で概念(コンセプト)を紡ぎ合う
- 言葉と動作、床の上の設計図
- ポンチ絵から展開して、設計図にいたる
- 5. 概念を実現する能力
- 情熱と勇気、胆力
- 矛盾に耐えながら、執拗に実現していく。不屈
- 6. 賢慮を組織化する能力
- 賢慮・実践値の基盤
- 教養(Humanity)
- 至高経験(Peak Experience)
- 小林遼太郎: 20年間勉強会をやった
- 手本がいる。マニュアルに描けない
- just rightな判断は失敗の経験から
- 教育は、徒弟モデル。ただし徹底的にデジタルを使いながら。
- 実践と伝統
- ドラッカーの知の方法論
- 賢慮型のリーダーシップ
- 禅
- 卓越性経営の本質
- どういう風に生きたいか
- したたかに、なにが本当か、を追求する
- 知的体育会系
- 直感から始まる
- 深く考え抜く
- 徹底的に分析する
- contempration in action
- 実践知のリーダー
- 徳 = 勇気と愛と不屈
- care, love, trust, safety
- ラム・チャラム
- コンサルタント
- 人材育成
- グローバルな apprentice model
- エリートを教え抜く。タレントの育成、選別
- 親方、メンターを作っておく
- アジャイル、スクラムの毎日顔を合わせるというのは興味がある
- 最後に人間として共通の地下水みたいなものがある
- 身体性の共有
- ホンダは温泉で飲むことが重要
- 仕事が面白くないとだめ。自己を超越するような目標設定
- 戦友意識、創造の喜び