インテルが、i486の次を"Pentium"にしたという話の流れを人に説明するとき、
「あー、あれはi586だと商標として認められなくて」と、思いっきり(少し)ウソを言ってました。
というわけで、こちらで流れを説明してくれています。
フルブライト奨学生として… †MBAを目指して† Winter Termのクラス(4):Marketing
1990年代始め、Intelは「386」シリーズっていうMicro-processor(簡単に言うと、コンピューターを動かすもの)を売っていた。ところが、Intelのライバル会社が、性能はIntelの386シリーズと同じなのに、「486」とかいうシリーズの名前のMicro- processorを売り始めた。パッと見だと「486」の方がすごそうに感じる、中身は同じなのに。そこで、Intelの経営陣は、色々と対抗策を考えた。一つ目、「Intelの『386』シリーズに似ているライバル会社の『486』は、Intelの商標権を犯している」と裁判に出た。ところが、裁判所としては、「ライバル会社の486っていう『数字』が、Intelの386っていう『数字』と勘違いさせるようなことはしていない」、つまり、「486と386は全く別モノだ」っていう判断を出してきた。結論としては、Intelが言う「486ってのは、自分たちが売ってる386と似ているから、消費者が間違いやすく、Intelの権利を侵している」っていう論理を、裁判所は受け入れてくれなかったってこと。
たぶん、アンディグローブの本に載っていそうかなぁ、と想像しているのですが、これってまだ翻訳でないのかナァ・・・(英語読めよ)。
- - -
(追記)翻訳版見つけました。結構古い本だったのですね。