トヨタウェイ、読了しました。
パッと思いつくところを列挙します。
「学習する組織」
・組織で学習するためには「見える化」(みんなが共通して確認できる可視化)が必要。…このへんは三宅先生の「学習科学とコンピュータ」の議論と通ずる。
・じっくり時間をかけて人間関係や文化を醸成する必要がある。特に米国では会社(管理者)と従業員の目的意識を一致させるところに苦労があった。
「文化」
・難しい課題に立ち向かう。
・品質を重んじる(無理/ムダ排除…平準化)。
・常に反省し、さらに改善を目指す。
・付加価値作業、非付加価値作業、非付加価値だが必要な作業に分ける。
「トヨタの凄み」
・これらの結果を学習し、さらに内部共有できるところに凄みがある。それが出来る優秀な人材を雇い、強力に教育する、会社を社会的に有意義な組織にするために一緒にがんばる。
・内部育成で、現場を知る経営者・管理者を育てる。
・外部のパートナー企業にも文化を伝播し、成果を挙げることができる。
ザ・トヨタウェイ