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「スクラム、イノベーション、仕事」 by ジェフ・サザーランド

inspr scrum

この文章は Jeff Sutherland さんの原文を、@kawaguti が翻訳したものです。誤訳などありましたら、ご指摘をいただけると助かります。

[原文] Scrum, Innovation, and Jobs by Jeff Sutherland

スクラムイノベーション、仕事

Scrum, Inc 社はケンブリッジイノベーションセンターの中にある。ここは、一つのビルに何百ものスタートアップ企業が入っているところだ。たぶんニューイングランドでは一番大きいセンターで、もしかするとアメリカ最大かもしれない。我々について調査するアカデミックな研究も行われている。

ここに、世の中に衝撃を与えた、ある調査結果がある。カウフマン基金と米国国勢調査局の調査によると、1980年から2005年の間(四半世紀)に、米国で作り出された新しい従業員数(Jobs)の "すべて" が設立後5年以内の "若い" 企業によって創られた。設立後6年以上たった企業はすべて、実質ベース(net basis)で従業員数を減らしている。このことは、起業家の数が少ない国々が高い失業率に直面する理由、そしてそれによって社会が病むことを説明する手助けなるだろう。この発見によって、すでに米国や世界の国々は、経済振興策の軌道修正をはじめている。

スクラムによって、私たちは、多くの古い企業を改善してきた。しかし平均的にはそういった企業は雇用を失い、スタートアップ企業だけが雇用を創りだしていくということを、認識しなければならない。私が近年 OpenView Partners の仕事をし、いくつものスタートアップ企業と仕事をしてきた理由のひとつがこれなのだ。

日本で、私は野中教授と日本の未来についての議論を行った。彼はイノベーションだけが現在の経済危機から抜け出す唯一の道だと感じていた。それはまさに「偉大な新製品を、新しい企業群が生み出すことができるかどうか」にかかっているといえる。もし、それができなければ、企業の老朽化が進行し、失業率を押し上げていくことになる。

スクラムは、スタートアップ企業を支援してきた。ここ5年間で、数百のスクラム企業を作り出した。スクラムを創ったときの私のゴールの一つは、国内で働く人々がグローバル市場で勝ち残ることだった。このゴールはソフトウェア開発の分野で達成されつづけてきたし、他の産業にも拡大可能なはずだ。

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