Agile2010ブログを勝手に訳してます。
もくじ はこちら
3つのプログラムの委員長のエントリのうち、
テクニカルプログラムについて、ブライアンバトンさん。
The Agile 2010 Technical Program Directions テクニカルプログラムの方向性
http://agile2010.wordpress.com/2009/11/27/the-agile-2010-technical-program-directions/
November 27, 2009 brianbuttonxp
こんにちは、そして、これから8月のカンファレンスまで続く(といいな)ブログシリーズの最初の投稿へようこそ。私はブライアン・バトン、Agile 2010 のテクニカルプログラムの委員長です。今年のカンファレンスは、XP Universe の最初の頃のような、ストロングなテクニカルプログラムをお届けできれば、と願っています。
Program Direction プログラムの方向性
私は、全ての技術好きな人々が、このカンファレンスでスピーカーとして話したくなってほしいと思っています。いくつかの次元で皆さんにしゃべってほしいのです。
- 専門分野
- テスタ、開発者、UIデザイナ、UXデザイナ、データベーススペシャリスト、その他、私が気付かないあらゆるグループのスペシャリスト
- 経験レベル
- アジャイル初心者、初級者、中級者、上級者
- 領域
- ビジネスシステム、科学&工学システム、ファームウェア&組み込みシステム、クラウドコンピューティング、Java、.Net、Ruby、関数型プログラミング、etc.
もし、私があなたの専門領域をこのリストに入れ忘れていたら、すみません、あなたを除外したい訳ではないのです。全ての人を入れるにはカテゴリが多すぎるんです。しかし、あなたが、Agile 2010 のテクニカルプログラムに入ることを、歓迎しますし、お奨めします。
Interesting current trends 最新のトレンドへの関心
もうちょっと細かい話に入りましょう。アジャイルの世界には、我々のカンファレンスで場所を確保するのにふさわしい、いくつかのトレンドがあります。私は、テスト駆動開発のビヘイビア駆動スタイルへの進化や、職人志向ムーブメント、アジャイル分野の専門性の認定、大規模や分散開発におけるマナーや方法論、などを考えています。これらのトレンドのそれぞれが、過去にアジャイルが経験してきたものとは違う新しい方向性で、これから向かうべき方向性を見いだすのを助けてくれるものでしょう。特に、職人志向と認定ムーブメントは、今後数年で我々が何者になるのかを明らかにするのに重要な役割を果たすでしょう。こういったトピックに関するコンテンツを持つことが重要だと思います。
Topic areas トピック領域
私が、今年のテクニカルプログラムでトピック領域として考えているのは、これらです。
- アジャイル開発プラクティス
- よいアジャイル開発者が持つべきプラクティスとスキルについて
- アジャイルテスティング/テスト仕様プラクティス
- 手動/自動のテスト、テストオートメーションやテスト仕様作成のフレームワークを含む
- ユーザの統合
- UXやUIデザインをアジャイルの世界に持ってくるプラクティス
- 大規模システムでのアジャイル開発、分散開発
- システムが大きくなり、メンバーがもっと分散するとき、プラクティスをどのように変えるか。このことは、プログラミングする役割だけじゃなくて、テスト、UX、その他にも影響する。
- アジャイルチーム
- 単一チームの開発プロセスに特化した、価値、原則、プラクティス
- アジャイル開発の新たなフロンティア
- 新しくて興味深いツール、テクニック、プラクティスについてプレゼンテーションやディスカッション
先に述べた認定と職人志向については、これらのトピック領域を横断する大きなトピックだと推測していますので、トピック領域としてはあげていません。
What you can do あなたにできること
ここまで書いたことはすべて準備中のことです。プログラムはまだ決まっていません。CFPはまだ発行されておらず、これらはまだ(バーチャルな)鉛筆で書かれています。アジャイルが我々に教えてくれているのは、ひとりでやるよりチームでやった方がよい解決方法を作り出せるということです。それを忘れず、これらのアイデアに対して読者の方々のフィードバックやご示唆を歓迎します。1つ1つよく考え、プログラム委員会がコンテンツを決める際に適切な重み付けをおこないます。(訳注: すみませんこのへん手抜きです)
さらに、今年のカンファレンスで役割を担っていただける方を欲っしています。それなりの数のステージプロデューサが必要になります。それぞれのステージをレビュー、選抜、スケジューリングすることに責任を持つ人たちです。私はテクニカルプログラム全体に最終的な責任を持ちますが、詳細な選抜プロセスについては、ステージプロデューサにほとんどお任せします。ステージプロデューサはレビュアーを必要とするでしょう。たくさんのレビュアーです。昨年、カンファレンスには千を超えるサブミッションがありました。今年はもっとたくさんあることを期待しています。各ステージごとに少なくとも9人のレビュアーが欲しいです。レビュアーが多いということは、サブミッションごとに見る人が増えるということです。質の高いサブミッションを早く見いだせるチャンスが増えるということです。あなたは、1ダースのサブミッションを読むボランティアをしていただいてもいいですし、全てもサブミッションを読む レビュー神 (review-god, 昨年は少なくとも一人いた) をしていただいてもいいです。我々は、まだまだあなたの助けが必要です。
おおっと、サブミッションをしてくれる人も必要ですね!今年、しゃべりたいこと、デモしたいこと、教えたいこと、議論したいことを、よーく考えてください。スタート!私はあらゆる種類のコンテンツを探す一方、深いコンテンツを求めています。前の投稿でジム・ニューカークが言ったように、エキスパートによって提出された、読むのがすごく大変な深ーいサブミッションが、たくさん必要なのです。
あなたの熱意を、あなたの関心を、あなたの経験を、サブミッションにぶつけてください!
アイデア、示唆、意見、批評は私まで。
私に何か言いたくなったら、またプログラム委員会に関して協力したくなったら、techprogram2010 at agilealliance.org まで。できる限り早く回答します。
ありがとう! babでした。