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社内で社外の勉強会をすることについて

そこで、社内勉強会の活性化の切り札が、社外から講師を呼んでしまうとか、社外勉強会を自社の施設で開催するとかいう技である。
例えばGoogleではTech Talkという名の講演会を開催していて、それは著名な技術者を呼んで社内技術者向けに話をするという形式のもので、不定期に行っている。これなどはまさに、最先端の技術の動向を社外技術者によって語ってもらうことで、社内技術者の知識向上や活性化を図るという意図で行われている。
先日の第98回カーネル読書会*1も同様の意図で楽天で開催をしてみた。大きな組織で忙しく仕事をしていると視野がどんどん狭くなるという危険性が常に孕んでいるが、社外のまったく違う視点からの講演を聞くということはいろいろな意味で刺激を受けるし、技術者の活性化にもつながる。

よしおかさんの名文をみて、自分でも少しでも形式知にしようと試みる。

知のほとんどは社内で生産されない。新しい技術トレンド、顧客ニーズ、これらはほとんど外から取り入れるものだ。
社内で膨大な知が生産されるから企業価値があるということにはなると思うけれど、アウトプットは、膨大なインプットなくしては、生まれないものだ。
従来は、新聞や、技術セミナー、顧客との打ち合わせで、そういう知識を得てきた。最近はインターネットのブログ記事なんていうのも重要な情報源だ。

チェンジエージェントとして、社外の技術者や勉強会を招いて、社内向け/社内の会議室で行うのはどうだろう。

  • メリット
    • 1. 忙しい(忙しそうな)社内の人が最小の移動距離で参加できる。
    • 2. 複数の社内の人が参加するので、その間で話題が盛り上がる
    • 3. 社内の人と社外の人が複数つながって、次につながっていく
    • 4. 開催ノウハウを得られる (勉強会ノウハウ、社内設備ノウハウ、社内根回しノウハウ)
    • 5. 楽しい (自分が聞きたい事を手配しているので楽しくないはずがない)
  • ポイント
    • 1. 上司との関係をうまく保つ。最悪でも停戦状態にする。
    • 2. 社内の教育担当とか研修担当の人を巻き込む。予算はでなくていい。
    • 3. 社内の設備担当の人と良好な関係を保ち、迷惑をかけない
    • 4. 人集めの手段を確立する。(SNSが普及している会社は楽)
    • 5. スタッフになってくれる社員を徐々にハントする


社内のチェンジエージェントになるというのは、並大抵の狂気ではないと思うので、志すだけでまずすごいとおもうけれど、焦らずに徐々にやっていく事も大事だということを、認識したい。Linda Rising も ステップバイステップで進め、とビデオメッセージをくれた。

縦割り組織によって、ROI(投資収益率)を意識したり、ビジネス的には結構大事な効果はあるのだろう。しかし、それだけだと細分化してたこつぼ化してしまいがちだ。かといって、横方向の組織を独立させてしまうだけでは解決しない(新たなたこつぼを呼ぶだけ、ってことがある)

野村恭彦氏の「事務局力」は第3の軸を定義していると思う。