許可を求めるな謝罪せよの源流、グレース・ホッパー

海外カンファレンスの講演でちょくちょくでてくる軍服の女性がいる。

f:id:wayaguchi:20180819065318j:image

File:Grace Hopper.jpg - Wikimedia Commons

 

グレース・ホッパーさん。

グレース・ホッパー - Wikipedia

 

話を聞いてる英語圏のソフトウェア系の人はみんな知っているだろうけど、Wikipediaによれば、最初のコンピュータENIACを設計したエッカートとモークリーが立ち上げた商用コンピュータプロジェクトUNIVACに参加して、「機械語ではなく、英語に近い言語によってプログラミングできるようになるべきである」というポリシーのもとCOBOL作った人でもある(らしい)。

f:id:wayaguchi:20180819065526j:image

File:Grace Hopper and UNIVAC.jpg - Wikimedia Commons

 

Wikiquote によると “It's easier to ask forgiveness than it is to get permission.” 許可を求めるより許しを乞う方が容易い、と言っている。

https://en.m.wikiquote.org/wiki/Grace_Hopper

 

許可を求めるな、謝罪せよ

hyoshiok.hatenablog.com

の源流であった。

 

ちょっと補足(2020年3月7日)

「許可を求めるな謝罪せよ」 という言葉は、Agile Japan 2009 (第一回) の基調講演であったメアリー・ポッペンディークが長く働いた3Mの社是として紹介したところを、平鍋さんが逐語通訳でこう訳したのを私が聞き取っていたものです。あとでそれをちょくちょく言っていたところを、吉岡さんが拾ってくれて広めてくれた感じのものです。

この訳はどうなんだという議論もあったんですけど(私の記憶があっているのかとかもあります)、今の所まあ、この訳で悪くないんじゃないかな、と思っております。

謝罪するんじゃなくて許しを請うっていう意味だよね、という指摘ですね。

「許可を求めるな謝罪せよ」は、クリエーションラインさんのモットーになってるそうです。


デブサミ再演!クリエーションライン安田氏が語るどん底からのジョイインクジャーニー7年記