海外カンファレンスの講演でちょくちょくでてくる軍服の女性がいる。
File:Grace Hopper.jpg - Wikimedia Commons
グレース・ホッパーさん。
話を聞いてる英語圏のソフトウェア系の人はみんな知っているだろうけど、Wikipediaによれば、最初のコンピュータENIACを設計したエッカートとモークリーが立ち上げた商用コンピュータプロジェクトUNIVACに参加して、「機械語ではなく、英語に近い言語によってプログラミングできるようになるべきである」というポリシーのもとCOBOL作った人でもある(らしい)。
File:Grace Hopper and UNIVAC.jpg - Wikimedia Commons
Wikiquote によると “It's easier to ask forgiveness than it is to get permission.” 許可を求めるより許しを乞う方が容易い、と言っている。
https://en.m.wikiquote.org/wiki/Grace_Hopper
許可を求めるな、謝罪せよ
の源流であった。
ちょっと補足(2020年3月7日)
「許可を求めるな謝罪せよ」 という言葉は、Agile Japan 2009 (第一回) の基調講演であったメアリー・ポッペンディークが長く働いた3Mの社是として紹介したところを、平鍋さんが逐語通訳でこう訳したのを私が聞き取っていたものです。あとでそれをちょくちょく言っていたところを、吉岡さんが拾ってくれて広めてくれた感じのものです。
この訳はどうなんだという議論もあったんですけど(私の記憶があっているのかとかもあります)、今の所まあ、この訳で悪くないんじゃないかな、と思っております。
謝罪するんじゃなくて許しを請うっていう意味だよね、という指摘ですね。
「許可を求めるな、謝罪せよ」はいわば超訳で、原文は「It is easier to ask forgiveness than it is to get permission」なので「事前に許可を得るより、あとで許してもらうほうが楽」と訳すのが良い派です
— Takuto Wada (@t_wada) July 12, 2016
「許可を求めるな謝罪せよ」は、クリエーションラインさんのモットーになってるそうです。
デブサミ再演!クリエーションライン安田氏が語るどん底からのジョイインクジャーニー7年記