日本XPユーザ会 第24回 「アジャイルな見積もりと計画づくり」

学びがたくさんありました。ちょうどいま最初のアジャイルプロジェクトをやっているところなので、知りたいっていう文脈がたくさんありましたし。実践があると学びが大きい感じ。

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  • 安井さん
    • 宝の地図
      • 「妥当な計画」と「結果を出す計画」
      • 宝の地図は不正確 <= フィードバックを得て、初めて価値にたどり着く
      • 変化するために計画する
    • いかに計画すべきか
      • 頻繁に見直す => 変化することを盛り込んだ計画
      • 近い将来は割と正確に予測できる。遠い将来はそうではない。
      • プランニングオニオン <= 多段階の計画
      • アジャイルは計画しない?」いやいや、むしろ毎日計画している。
    • 見積り
      • Estimatingの訳。見積もる行為について。見積書のことではない
      • あとでプランニングポーカーやるよ!

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  • 角谷さん
    • 今日はなせない話
      • User Story Mapping
      • broken iron triangle is broken
    • 陰: 本書の背景にありながら、しれっと流されたことを確認
    • プロセス = 過程、アジャイル = 程度
      • プロセスはすでにそこにある。みんなソフトウェアを作っている
      • agile[形容詞]: 活発な、イキイキとした <= 「アジャイルなプロセス」というプロセスの型があるわけではない。
      • いまやっているプロセスはどのくらいアジャイルか?
    • フィードバック = 学び
      • リファクタリング ウェットウェア」 Andy Hunt => 4月日本語版 これまじでヤバい (by @kakutani & @kkd)
      • 経験の伴わない知識だけの学習は意味がない
      • 「リリース可能なソフトウェア」でなければ気迫が足りないので学べない
      • 安定したフィードバックを継続させるには計画が必要 => 信頼のおける見積もりが必要
      • 関さん 「見積もりがうまくなるコツは、見積もり続けること」
    • 人について何を本当に信じていますか? by ポッペンディーク夫妻
      • 一人ひとりが、プロジェクトを通じて学び、うまくなっていくことを信じられますか?本当に?
      • 日々試されている気がする。本当にタフだ。
      • 現場をみる、作っている人をみる、使っている人をみる
      • 手法やツールにおぼれないこと

このあと、一時間弱のプランニングポーカー体験がありました。
安井さんによる例題3つを、チームで見積もっていきました。

講演者の安井さん角谷さん、企画運営されたpapandaさんはじめXPJUGスタッフの方々、公開用の動画を用意していただいたあまのりょーさんおつかれさまでした。ありがとうございました。