- 繰り返すことで上手くなり、繰り返すことで飽きてくる。繰り返しの意味を問い直してスパイラルにする。意味とはある種のアイデアであり、誰かが発見しないと認識できない。
- 意味を主観、価値を客観と考えると、意味と価値には(単純に定義は難しそうな)相互作用がある。私は意味があると思ってその仕事をする。それが他の誰かにとって価値があるかどうかは仮説にすぎない。でも、フィードバックをもらってその価値が認識できると思うと、私にとっての意味は強化される。
- チームや組織や勉強会にとって、参加者それぞれにとっての意味を確認しあうという過程が重要。たとえば、3年経った製品や機能ややり方があって、利用者にとって/開発者にとって/売り手にとって、その意味が変わらないという仮定を信じるのは、本来かなり難しいことだと思う。
- 意味を確認するときには、質問の仕方を工夫しなければいけない。「意味があると思いますか?」「あると思います。」というやり取りは、思い込み、おべっか、間接支配の意図を排除できていない。質問の技術や、質問のコンテキストの工夫、観察を援用する、などの必要がある。
- 全ての人に共通する制約がある、人生は有限、一日は24時間、時差、などなど。これらの一部をうまくつかって、複数人の作業を同期する方法を、アジャイル開発の人たちは使っていて、すげーな、と思った。