昨日に引き続き Agile Conference の記録を日記にしとこうと思います。
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High Performance via Psychological Safety (Joshua Kerievsky, Heidi Helfand) POPULAR
今回は Modern Agile から心理的安全のセッション。心理的安全を確保すると、生産性が上がるというのがタイトルなんですけど、その時点ですでに納得なわけです。逆に心理的安全がないといかに無駄な説明が増えたり足引っ張られたりして生産性が下がるのがよく分かるので。
で、デミングの言葉から。「安全を感じないところで、ベストなパフォーマンスを出せるやつなんかいねーんだよ。」
「企業にとって長期的に一番いいのは、修繕とオーバーホールのために生産を一時的にやめること。そうすれば私の日報のいらなくなるし、私も失業する。」
コンサルタントの仕事の重要なところは、自分が抜けても大丈夫にしとく(相手が自らやったような気になってもらう)ことだというのを聞いた気がします。
職場にはびこる恐怖に対処する本はこれ。
信頼が欠如すると悪循環が起こっていくと。
よくない仮説 -> 自己保身に走る -> 見える形での攻撃的な行動 -> ...
ワークショップ。「他の人から見て、無知/無能/ネガティブ/破壊的な人と取られないように、あなたの行動を変えたことはありますか?」
あ、これワークのとき意味取り違えてたな。隣りにいた高橋陽太郎さんと噛み合わなかったのはそういうことか...。ごめんなさい。シルク・ド・ソレイユのチケットに集中して話を聞いてなかった...。
MTTCR (平均紛争解決時間)
昨日思いついたって言ってたがまあ冗談でしょ。
修繕です。問題が起こったときに、どのように組織が反応できるかというのは、大きな指標ですね。心理的安全がないと、「問題には気づいているけど、どう直していいのかわからないので、黙っておく」という行動が多くなります。逆に言うと、つぎのジョセフ・グレニーの言葉「組織の健康状態は、あなたが感じたタイミングから、組織で議論されるタイミングまでの経過時間で計測される」ということです。思ったらすぐ言える関係性や余裕が非常に重要ということ。
マネージャーは部下の衝突を解決するためにどんなコーチングができるか?
共感のトライアングル。私、あなた、関係。(そのうち調べたい)
心理的安全があるミーティングの原則。
みんなの貢献を促す。他の人の話に耳を傾ける。話の内容を復唱する。支配や中断を避ける。気配り、好奇心、決めつけない。
ということで、おなじみGoogleの図です。まずは心理的安全ありき。
モブプログラミングについて質問攻めの会
お昼に、Hunter Industries のモブ軍団のマネージャーの Chris Lucian が通りかかったので、みんなで質問攻めにしました。今週一番価値ある会になったんじゃないかという気がする。
で、同じくHunter の William Larsen と母上の Diana Larsen (アジャイルレトロスペクティブズの人) とパシャリ
まあ、勉強だったり技術習得は投資なわけですが、じゃあどうやれば成功できるか?っていうと、ファンドマネージャとしての力量が問われるわけです。
しかし短期的には成績に差が出るものの、
つぎの期を取ると、所詮ランダム。賢くて勝ち続ける人なんていないんです。
確証バイアスにすぎないわけです。
偶発性。思ってもみないことに出会うのが人生。
他の人の事例を聞いたって真似出来ないし、勇気をもらうことくらいしかできない。
意図的に失敗して、失敗から学ぶ。
小さなステップで、学びながら進む。学んだことで、目標も変わるかもしれない。
つぎの一歩を決めるときには、より可能性が広がる方へ。新しいドアを開く。
よいメンターを探す。でもみんながメンターなんだよ。
古い本だけど、これ知ってますか?いかに考えるか。
みんなでうまくやっていく方法を学ぼう。
これが Hunter Industries の最初のモブチームだそうです。初めての見学のお客さんを受けてみんなで撮った写真。
まとめ。色々話してました。
記念写真パシャリ
2日目は以上。スーパーでビール買ってきて軽く飲みました。
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