合理的に合議的に考えると、リスクはとりづらい

(バスに乗りながらボーっと考えたことのメモ。

 たぶん疲れているので無視してください。)

みんなが合理的に、リスクをとらなきゃ、と思うタイミングでは、誰が見てもヤバい状態。サッカーで言えば、後半になって相手に先取点を取られたような感じ。

じゃあ、その前段階では、リスクをとって攻めるという判断は、皆が合理的であるほど難しい。それよりも確実に勝つ(負けない)方法をすすめていく。

というのが、イノベーションのジレンマの根底にある人間の動き。

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でも、じゃあ全員で攻めないまでも、フォワードくらいは危険な動きをしておこうよ。

全体のバランスには影響を及ぼさない程度の、小さな萌芽をきちんと育てておこう。

というのが、イノベーションの解。

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難しいのは実行。

クールでクレバーな人が明確な分業・方向性・権限・予算の元に、リスクをとる危険な動きをするのであればよいが、単にリスク認識力のない冒険家や、技を出し続けているというアピールが目的のスタンドプレーヤーが、実のない投資を積み重ねても、効率は悪くなってしまう・・・。(それじゃ、やっていないのと同じ。)

絶対に獲るんだという強い意志、集中。

不利な局面での冷静な判断力。チャンスでの果敢なアタック。

昔からフォワードには、「日本人離れ」した感じが求められる。

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世の中、サッカーみたいなものだなあ。

#日本代表の初戦勝利ヤッター。

次は、アウェーのイラン戦。イランは10万人規模のスタジアム(アジアチャンピオンズリーグ決勝でジュビロがやったところなら)。2度とできないようなアウェーの感覚。

それでも何とか勝ち点を獲って帰ってこれればものすごく自信になりますね。