この記事はRSGT2020アドベントカレンダーのために書きました。
Regional Scrum Gathering Tokyo Advent Calendar 2019 - Adventaradventar.org
週末に奥さんに誘われて細野晴臣さんの50周年記念のショーを見に行ったんですが、おん年72歳の細野さんが若者と戯れる空間がそこにありました。(以下敬称略) 高橋幸宏はもとより宮澤りえと水原希子を従えて昭和風味のお茶の間ドラマを展開し、踊りながら歩きまわり、星野源とコーヒーを適当に入れ、ビデオ出演の坂本龍一とYMOを生演奏し、全員で昭和な教室コントをやった後にジョイマンを踊るという、細野さんやスタッフの好きなことだけを詰め込んだ一夜限りの謎の幸せ空間でした。みんな細野さん大好きなんですね。
細野さんはまあだいたいなんでも楽器弾けそうだし、実際昨年のアルバムは全パート自撮りしたとも聞いたんですけど、舞台やコンサートは決してでしゃばらず、みんなで楽しくやる感じが素敵だなと思いました。アンコールもなし。(たぶん最後のジョイマンは相当体力的にキツかったんじゃないかと勝手に思いました。)
今日は、細野晴臣さんのイベント『イエローマジックショー3』に出演させていただきました!
— Little Glee Monster (@LittleGleeMonst) December 1, 2019
細野さん、音楽活動50周年おめでとうございます!!https://t.co/Hk0ohlbm1R#イエローマジックショー #ナナナナ~#ありがとうオリゴ糖 pic.twitter.com/e7Eb8SU4Jw
細野さんの公演を見ながら勝手にシンパシーを感じていたのが、決して無理しないRSGTのモットーみたいなもの。近年のRSGTにおきましては会場のキャパも座席数も需要に追いついてない感じで、チケットが取れない方には大変心苦しい限りですが、見えない誰かに無理無茶を押し付けてしまわないことが、ウォーターフォールに比べてのアジャイルの決意みたいなものだと思うんです。スタッフの皆さんにおかれましては、すぐにアンドンのコードを引いて欲しいと思っています。担当者がギブアップするまで続けるチキンレースはやりたくない。
「できないかもしれないけどやる」が若きベンチャースピリット、「できることをやる」が伝統的なエスタブリッシュメントのスピリットだとすると、「できるけどやらない」がアジャイルのスピリットなのかな、って改めて思いました。
というわけで、今回は久しぶりに会場が変わる大ジャンプですが、決して無理せず、いつもどおりが実現できたら嬉しいな、と思っています。初の会場はいろいろと不都合なこともあると思います。粗相も多かろうと推測しますが、みんなで作る空間ですし、みんなでいい感じにできればいいなと思っています。果たして何人が大崎に行ってしまうことでしょう。場所は御茶ノ水です。
漫才師のナイツが幕間に音声出演していて、漫才形式で会場諸注意や、休憩や終了をアナウンスしていたのが素敵でした。パクれるものならパクりたいです。Omoiyari.fm の人とかやってくれないかな。(無茶振りしてた)
数千人も入るような大きなホール久しぶりでした。